美術修復修行中。


by jaimeleschiens
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ウ゛ェリエー達 ( Les verriers )

今日から金曜日までの4日間、うちのアトリエで、フランス中から集まった9人のウ゛ェリエー(verrier(s) ステンドグラス職人)に対する研修が行われます。先生は、うちのアトリエ主。ウ゛ェリエー達は、それぞれすでに自分のアトリエで思い思いに何年も、人によっては何十年も活動をしているとかで、いやあ、すごいです、みんな自分を売り込んで。多分、日本人は一般にこういうのに慣れていないから、どうしてもこの押しに負けちゃいますね。いやあ...。

その中に一人、皆と比べて少々もの静かな人がいるんですが、この人はフランス南部の19世紀から続くステンドグラス工房の跡取りの一人で、じつは2年前の夏、私は一度そのアトリエを訪れたことがあるんです。何人も職人を雇っている工房なので、一度訪ねたきりの私のことなど覚えていないだろうと思ったら、いやいや、覚えているとのこと。世間は狭いです。
今日は、彼らが研修を受けている間に、久々にロゾンジュ作りの復習をしようと思っていたので、午前中は図面を引いて、ガラスカットや鉛線カットなど下準備を終えて、午後イチでパネルを仕上げる気満々だったところ、午前の研修が終わって私の様子を見にきたアトリエ主が「せっかくだから絵付けしたら♪」と言うので、んじゃせっかくだからと思ったら、「でも午後は(絵付け用の)ライトテーブルを使って研修をするので、絵付けは研修が終わってからね♪」と軽く流され、することが無くなってしまったので、独りであっちの場所で12世紀から20世紀までの各時代のステンドグラス史のおさらいをしていました。
で、夕方5時半過ぎ、皆がアトリエを去ってから、独りで絵付け。
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by jaimeleschiens | 2006-06-27 23:27 | 平日